緊張型頭痛 [概要]緊張型頭痛は,ベルトで頭全体が締めつけられるようなあるいは圧迫されるような非拍動性の痛みを示し,強さは軽度から中等度の頭痛です.緊張性頭痛の原因はよくわかっていませんが,ストレス,体を動かさないこと,姿勢の不良などにより頭蓋周囲の緊張が高まっていることが関連すると考えられています.また痛みを感じる閾値が正常よりも低いことも一因と推定されています. [症状]痛みは激しいこともありますが,ほとんどが軽度から中等度です.頭をベルトで締めつけられるような痛みが起こり, 30分から7間ほど続きます.片頭痛とは違って,緊張型頭痛は吐き気や嘔吐を伴うことはありません.日常的な活動,光,音,においによって痛みが悪化することもありません. [診断]診断は,頭痛の症状と診察の結果に基づいて診断基準に従って行われます.診断を確定するための特別な検査はありません.頭痛が最近になって急に起こるようになった場合などは,頭部CTまたはMRI検査を行って頭痛の原因となる他の病気を除外します. 緊張型頭痛の診断基準(日本語版)は以下の通りです. 各緊張型頭痛は主にその発症頻度で診断される( A 項). そして以下の項目をみたすものである. B. 頭痛は 30 分~ 7 日間持続する C. 頭痛は以下の特徴の少なくとも 2 項目を満たす 1. 両側性 2. 性状は圧迫感または締め付け感 ( 非拍動性) 3. 強さは軽度~中等度 4. 歩行や階段の昇降のような日常的な動作により増悪しない D. 以下の両方を満たす 1. 悪心や嘔吐はない ( 食欲不振を伴うことはある) 2. 光過敏や音過敏はあってもどちらか一方のみ E. その他の疾患によらない [治療]軽度から中等度の緊張性頭痛の大半は,アスピリン,アセトアミノフェン,イブプロフェンなど市販されている鎮痛薬(非ステロイド性抗炎症薬)で,一時的には痛みを和らげることがきます.また,痛む場所をマッサージするのも痛みを緩和する効果があります.重症の頭痛には,その他の強い鎮痛作用のある処方薬が必要になることがあります.患者さんによっては,ある種の頭痛薬に含まれるカフェインによって鎮痛作用が強まることがあります.しかし,鎮痛薬やカフェインを過剰に使うと,頭痛が慢性化して毎日起こるようになります.これは反跳性頭痛と呼ばれ,鎮痛薬の用量を誤る,服用が遅れる,あるいはカフェインの摂取量が減る,中止するなどの場合に起こります.

緊張型頭痛の疾患・症状情報|医療情報データベース【今日の臨床サポート】

緊張型頭痛を引き起こす因子である心理社会的ストレス,不安,うつ,運動不足・うつむき姿勢そして口・顎部の機能異常に対しての個々の基本的な治療法が再発防止にも重要です. いずれにしても適切な治療は頭痛専門医のもとで受けるのが安全です. もの忘れ関連 パーキンソン病関連 頭痛関連 ボトックス関連 その他の主な神経内科疾患

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緊張型頭痛の治療について 内科 浦安サンクリニック

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薬剤監修について: オーダー内の薬剤用量は日本医科大学付属病院 薬剤部 部長 伊勢雄也 以下、林太祐、渡邉裕次、井ノ口岳洋、梅田将光による疑義照会のプロセスを実施、疑義照会の対象については著者の方による再確認を実施しております。 ※薬剤中分類、用法、同効薬、診療報酬は、エルゼビアが独自に作成した薬剤情報であり、 著者により作成された情報ではありません。 尚、用法は添付文書より、同効薬は、薬剤師監修のもとで作成しております。 ※薬剤情報の(適外/適内/⽤量内/⽤量外/㊜)等の表記は、エルゼビアジャパン編集部によって記載日時にレセプトチェックソフトなどで確認し作成しております。ただし、これらの記載は、実際の保険適用の査定において保険適用及び保険適用外と判断されることを保証するものではありません。また、検査薬、輸液、血液製剤、全身麻酔薬、抗癌剤等の薬剤は保険適用の記載の一部を割愛させていただいています。 (詳細は こちら を参照)